オンライン診療の時限的・特例的な取り扱いについて

通常行われているオンライン診療は、保険診療の適応になる疾患に限りがあます。(決められた疾患でしか行うことができません)

 産婦人科や精神科領域の疾患では、オンライン診療はほとんど認められておりません。 

 しかし、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、院内感染を含む感染防止を目的とし、時限的・特例的な取り扱いとして、

 「慢性疾患等で定期受診されている患者様に対し、すでに診断されている慢性疾患等に対しての、オンライン診療による処方」

が可能となりました。

 

 月経困難症や無月経、更年期障害、子宮筋腫や子宮内膜症などの慢性疾患で当院に通院されている患者様については、時限的取り扱いではありますが、オンライン診療が可能となりました。

 

・処方せんは、患者様の指定された調剤薬局へ直接FAXすることが可能です。

 オンライン診療終了後、患者様は、指定した薬局でお薬を受け取ります。

・3か月を限度に、症状に応じて処方を行うことになります。

 ただし、精神神経用薬や抗不安薬のうち、濫用等の恐れのある薬物については上限が30日と規定されており、最大1か月分のお薬の処方となりますので予めご了承ください。

 

 時限的・特例的な取り扱いによるオンライン診療となります。特例期間の終了をもって、月経困難症や無月経、更年期障害、子宮筋腫や子宮内膜症などの慢性疾患でのオンライン診療は中止となります。ご理解の程よろしくお願いいたします。