どっち?

  先月22日、開成町で開催された介護家族教室には、沢山の町民の方々にご参加を頂き、真に有難うございました。大変有意義な時間を過ごすことが出来ました。御礼申し上げます。

 2月末から、年度末を前にしてか、診察時間外での仕事が一段と多くなりました。

 今日も、午後からの精神保健福祉相談の業務を終えた後、「小田原認知症を考える会」に出席してきました。

 小田原での仕事を終えた後は、バイパスのインター入り口にある中華チェーン店で遅い夕食を取って、バイパスで家路につくのが習慣となっています。

 今日も自然と国道1号線を右折しました。

 中華のお店に似つかわしくない洋風のひさしの下、3~4段高くなった玄関ポーチで傘を畳みます。疲れた顔が、のそりのそりと奥へ進んでいきます。いつも賑やかな店内は、お客さんも途切れたようで閑散としていました。

 止まりそうな時間が私の姿に気付き再び動き始め、いつ来ても居る同い年くらいの店員さんと、よく見かける若いバイトさんが私を迎えてくれました。

 促されるまま一人用の席に着きます。いつもと同じメニューを頼みます。あっという間に出来上がり私のテーブルに運ばれます。

 早速ラーメンを食べようと箸を延ばすと、チャーシューの色が違うのに気が付きました。甘辛い味付けが濃厚な美味しいチャーシューです。さらにスープも、胡麻のちりばめられた卵とじスープです。

 月曜日はただの中華スープだったよなあ。月曜日の医会出席後も、ここで同じメニューを食べています。

 いつ来ても居る同い年くらいの店員さんがふと気になりました。私を迎えてくれた時、私を憶えていてくれていたような笑顔だった・・・かなあ?

 あっという間に食べ終えて、早く帰ろうとお会計に並びます。

 いつ来ても居る同い年くらいの店員さんが出てきてくれたら、遅い時間に来る私を気にかけサービスしてくれたんだろうと思ったのですが、よく見かける若いバイトさんがわざわざ奥から出てきて応対してくれました。

 卵とじスープのバージョンもあるのだろうとか、たまたま端っこのチャーシューで味が濃かったのだろうとか、でも端にしては大きなチャーシューだったよなあとか、お金を払うその時まで迷っていたのですが、お釣りをもらった後、奥までは聴こえるかなくらいで、「有難う。美味しかったです」と声をかけて帰りました。

 もし、サービスだったのなら、またすぐ行くので、またサービスしてください。