読書感想文

暇潰しに手に取ったある雑誌。医療系の特集記事が載っていました。

「あの薬は飲むな」とか「この薬は信用するな」とか、過激な文言が並んでいます。「その薬を処方しているのは実は日本だけなんですよ」と外科医Aが座談会で呟いています。

「薬」を処方する側の人間として、「この薬は出した事ないなあ」と自分の診療を振り返ってみたり、「この説明はしてるな」と自分の処方を確認してみたり、薬の立場になって「何でこんなに責められなきゃならんのだ」と怒ってみたり、あら探しをしてみたり。

一通りその「薬に騙されるな」系の特集を読み終え、雑誌を閉じた瞬間、最終ページにでかでかと載っているダイエット食品の広告に、唖然としました。